ジャニヲタの一年~現場まとめ2015~

あっという間に1年が過ぎた。
今年も終わりだからヲタクらしく、現場の予定を振り返ってみることにする。


その1
2015.1.3(土)横浜アリーナ
ジャニーズWEST 1stコンサート
一発めぇぇぇぇぇぇぇ!(一部)

楽しかった。これに尽きる。
2015年、一発めぇぇぇぇぇぇぇの現場に相応しい、最高の滑り出しだ。

そもそも、なぜ私がWESTさんにまで手を出したのか。それは、ジャニーズWESTが「まいジャニ」にゲストとして出たのがきっかけだ。アルバム発売の広報活動としての出演だった。放送の翌日には私の手元にそのアルバムがあったくらいだから、宣伝効果は絶大だ。そしてMyojoの一万字インタビューが決定打となった。そこには、関西Jr.としての活動、辞めていく仲間たちへの思い、ジャニーズWESTが4人から7人になるまでの葛藤など、赤裸々に書かれていた。最初は7人でのデビューの話が進められていたが、4人だけ東京に呼ばれるようになり、そのままデビューすることになった。しかし7人でのデビューを諦められずにそれぞれが動いた。ざっくり言うと、こんな感じだ。
前にも7WESTでデビュー出来るかもしれない話が出ていたこと。その後優馬くんがNYC boysに引き抜かれ、デビューの話は無くなったこと。…4人でのデビューを発表した3日後のあけおめコンでは、何を話したらいいか分からずまるでお通夜状態だったこと。流星くんは優馬くんを通じて、ジャニーさんに直談判したこと、、、当時を知らない私ですら読みながら自然に涙が出てきた。彼らのいる世界がいかにシビアなもので、あの笑顔の裏にはたくさんの苦しみや悲しみがあるということを思い知った。
脱退などでメンバーが減ることはあっても、増えるということは、たぶん今までにない。7人でなくてはという強い思いと覚悟があったからこそ実現したものだと思った。
これを読み「この人たちの1stコンサートに行かなくては!!」と謎の使命感を感じ、振り込んだのだ。

そしてコンサート当日。
一番衝撃を受けた出来事は、照史くんに「かわいい」と言われたことだった。
「今日も元気にー?」
\豚足ピース/
というC&Rをしたあと、ぼそっとヲタクにつぶやくのだ。
「あははははは、かわいい♡」
ほんまにズルくないですか!!!

一つ目の現場からつい熱が入りすぎて長々書いてしまった。もっと語りたいことはたくさんあるがまとめると、ファンのことを第一に考えてくれてる、本当素敵なコンサートだった。


その2
2015.1.4(日)帝国劇場
2015新春JOHNNYS’World(二部)

羊魂の翌日、私は帝国劇場に13ヶ月目を探しにきていた。帝劇の重々しい雰囲気には似つかわしくないあの金ピカなバックを持って、横アリと帝劇をハシゴしたのだ。
内容が内容なだけに(まさにDon’t think! Feelの世界)、私の語彙力で説明することはできないが、何かすごいものを見た、そんな印象だ。
紫耀くんの「フライングをしたい」という夢が叶った現場に居合わせたことが何よりも嬉しかった。
そしてとっつーにお見送りされ、放心状態で帰りの新幹線に乗ったのだった。


その3
2015.2.22(日)新橋演舞場
ブラッドブラザース(二部)

これは公演の2日前にチケットを譲り受けることになったものだ。それも、友達の友達のお母さんの友達というなかなか遠い存在の人から。友達の友達の友達の…を6回繰り返すと世界と繋がるといわれている。世界と繋がる一歩手前だ。
公演とお通夜が重なり行けなくなったということで、急遽私にチケットが巡ってきた。それゆえ、チケットが届いたのは公演当日の朝だ。福島からはるばるやってきた。チケットと休みと少しのお金があればヲタクはどこへだっていくのだ。自分のフットワークの軽さに若干引いた。
届いたチケットには“サンドウィッチ付き”という、いつもは無い文字が印字されていた。会場に到着し、通された席は何とびっくり、お座敷だった。目の前には机、その上には湯呑みとお茶が用意されていた。靴を脱いで舞台を観劇したのは初めてだし、お茶をすすりながら観劇したのも初めてだった。そして、幕間には3段のお重が運ばれてきて、そこで夕飯を済ませた。これも初めての経験だ。舞台自体も、泣いて笑って笑って泣いて、大満足の作品だった。
自分では絶対買わないであろう“サンドウィッチ付き”の席。いい経験が出来たと思う。このフットワークの軽さをいつまでも大事にしていきたい。


その4
2015.5.5 (火)横浜アリーナ
ジャニーズWEST 1st Tour パリピポ(一部)

春松竹、セクゾ春コン、クリエと全て落選し、春休みはとことん現場にご縁がなかった。ツキを取り戻したのがこのコンサートだ。

羊魂がよかっただけに、自分の中でハードルがかなり上がっていたが、WESTはそれを軽々と超えてきた。
かっこよく魅せる曲もあれば、楽しくてしょうがない曲もあり、全体的にメリハリが効いた構成だった。デビュー1年でここまで作り上げてきたWESTさんはただ者じゃない。もっと多くの人に彼らのことを知ってほしい。ジャニーズWEST売れてくれ~!(言霊)


その5
2015.5.5 (火)横浜アリーナ
ジャニーズWEST 1st Tour パリピポ(二部)

長い間ヲタクをやってきたが、実は同じ日に2回コンサートに入ったのは初めてだった。同じ日に同じコンサートに入っても見える世界は全く違った。
この日はこどもの日ということもあり、たくさんのジャニーズJr.が見学に来ていた。BOX席を見ると、Jr.の他に帽子をかぶったおじさんがいた。写真でしか見たことはなかったが、ジャニヲタの勘であれは絶対ジャニーさんだと思った。生ジャニーさんを拝めたことは私の中で、2015年のビッグニュースである。
ツチノコ的存在のジャニーさんを見かけたとなると、やはり御利益があるのか、座席はセンター席のしかもセンターステージから1列目という、かなりの良席だった。ただ、ファンサは貰えない。センステはかっこいいキメキメの曲をやるからだ。席が近すぎる分、フォーメーションなども分からない。近ければいいと思っていたが、入ってみて遠い席なりの利点が分かった。


その6
2015.5.9 (土)東京ドーム
KAT-TUN 9uarter LIVE 2015 in TOKYO DOME

今振り返ると、KAT-TUNが4人揃って行うコンサートはこれが最後だった。お友達に誘われてのこのこついて行ったが、KAT-TUNについてほとんど知らない、こんな私が入るべきではなかったと思う。
突然好きな人がいなくなる悲しみを、自分の好きなものが好きな形でなくなってしまう悲しみを、私は知っている。つい最近、経験したからだ。授業中でもバイト先でも電車の中でも、ふと気を抜くと鼻の奥がツンとなって涙が溢れそうになった。こんなに辛いのに、何事もなかったように世界は周ってるんだって思ったら、自分の無力さを感じざるを得なかった。
今回のことを受けて、いつ誰がいなくなるかなんて分からない世界なんだ、後悔しないよう会いたい人には出来るだけ会いに行きたい、今を全力で応援したい、そんなことを思った。

さて、ライブの感想だが、最初から最後までとにかく派手だった。花火やレーザー、炎に水、ありとあらゆるところから噴き出してくる。中でも一番印象に残っているのは、RESCUEの演出だ。黒いレザーのジャケットに、サングラスかけて煙草吸って出てきた金髪のお兄さん(上田くん)。亀ちゃんの乗ってる籠に煙草をポイ捨てし大炎上、RESCUEが始まるという流れだった。かっこよすぎて意味が分からなかった。


その7
2015.8.4(火)EXシアター六本木
ガムシャラ!サマーステーション
Mr.King vs Mr.Prince 特別公演(二部)

あの楽しい夏は幻だったのか。本気でデビューを覚悟したというのに、めっきり“キンプリ”の名前を聞くことは無くなった。サマステの歌詞の通り、蜃気楼のようにユラユラと静かに消えていった。
ただ一つだけ言えること、それは…
最高の夏をありがとう。

いーつまでも\フッフー/
いーつまでも\フッフー/
いーまを忘れない~\フゥフゥフゥフゥ/


その8
2015.8.10(月)EXシアター六本木
ガムシャラ!サマーステーション
武VS者(一部)

忘れかけた青春が、ギュギュっと詰まっていた。
ステージ上で繰り広げられるパフォーマンスだけでなく、その裏にある汗と涙、血のにじむような努力や苦悩とそれを乗り越えていく成長ストーリー、、、一秒も目が離せない。あれだけ分かりやすいお涙ちょうだい的番組構成に、まんまと涙するのが悔しい。事前に練習風景やチームでの葛藤を見せられてしまうと、感情移入せざるを得ない。自然と応援にも熱が入り、胸も熱くなる。本当にヲタクの心をがっちり掴んでいる。
同じ目標に向かって頑張るみんながキラキラ輝いていて、こんなにも真剣に何かに取り組めるというのがとても羨ましく思えた。


その9
2015.9.19(土)横浜アリーナ
ラブセンpresents
V6 LIVE TOUR 2015

  • SINCE 1995~FOREVER-

今までJr.の公演ばかりを見てきて、久しぶりに“完成されたもの”を見た気がする。これが20年の重みか。
デビュー20周年のアニバーサリーを会場で一緒お祝い出来たことが心から嬉しかった。とにかく胸がいっぱいだった。 
6人が出会った奇跡、誰1人欠けることなくこうやって20周年をお祝いできている奇跡、V6と同じ時代に生まれ、今一緒にいる奇跡、色んな奇跡を噛み締めながらコンサートに臨んだ。V6を見ていたら、運命って本当にあるんだな、とスピリチュアルなことを考えてしまった。
V6との未来を~此処から~共に歩みたい。


その10
2015.11.8 (日)ナゴヤドーム
ARASHI LIVE TOUR 2015
Japonism

前回当選から実に5年ぶりに自分の名義が仕事をしてくれたため、原点回帰してきた。嵐のコンサートに入ると必ず「やっぱ嵐だわ。」ってなる。 そのくせチケットは取れない。本当に嵐はずるい。

少年隊の曲を隣で生き生きと踊り出した母の姿を見て、将来の自分の姿を想像した。ちなみに母はマッチコンに行ってバックで踊る少年隊に担降りした。遺伝子怖ぇぇぇぇぇぇぇ。桃から生まれたのが桃太郎なら、ジャニヲタから生まれた私はジャニヲ太郎か?摩訶不思議 摩訶不思議 摩訶不思議 ohyeah!

正直に告白すると、嵐のケツより宮近先生見てました。


その11
2015.11.22(土)東京グローブ座
MORSE-モールス-(一部)

なんて言うかとても引きずった舞台。ずっと頭の中から離れない。その終わり方が観た人に考えさせる楽しみを与えてくれた。
若干12歳で全てを捨て、エリを愛し抜く覚悟を決めたオスカーは最高にかっこいい!2人未来が幸せであるようにと、心から願った。


その12
2015.12.13(日)大阪松竹座
関西ジャニーズJr. X’mas Show 2015(二部)

大好きな6人が去年はそこにいた。そのうち3人もいないステージを見て、耐えられるのか心配だった。
そんな心配をよそに、幕が開いた瞬間から、うれしい!たのしい!大好き!のドリカム状態になった。知らない間に新しいショタが増えてるし、関西の未来明るい!心の中で「はぁ、連れて帰りたい」を少なく見積もっても15回は漏らした。
どうしてこんなにも冬の松竹座は心ときめくのだろうか。
大阪の街を彩るイルミネーションが好きだ。手作り感溢れるステージが好きだ。くだらないMCが好きだ。何よりも関ジュの家族感が好きだ。関西Jr.が大好きだ。


その13
2015.12.28(月)帝国劇場
Johnnys’ World

ハイハイハーイ!ハッハッハハーイ!Hi Hi JETの中毒性がすごい。
今年の始めには、自分の座席の近くの通路で踊っていたみじゅきがステージにいて、Jr.の世界は目まぐるしく回っていくのだと改めて思った。そんな中、ジャニーズJr.の最前線で輝き続ける紫耀くんを本当に誇りに思った。そんなふうに周りから妬まれたり、僻まれたりしてもおかしくない状況で、誰も紫耀くんのことを悪く言う人はいない。みんなから愛されていて、これが人間力というものだと思った。
肝心の内容はというと、内Pがなぜ1年が12ヶ月なのか説明しだしてもうビックリ。待ってくれよ、私は13ヶ月目を探しに来たんだぜ?(混乱)だった。ただ一つ分かることは、“一分一秒も飽きさせない。それが、ジャニーズワールド”だということだ。
Showの終盤、ケンティーが言っていた「命は永遠じゃない。この気持ちは永遠(だいぶニュアンス)」に、グッときた。この気持ちを永遠に忘れないためには、やはり書くことが大切だ。どれだけ頭をフル回転させても、そのときの感動の半分も思い出せない。来年はもう少しブログを更新出来たらいいな、と思う。


さて、三が日からズンズンドッコ、翌日には勝利くんの美しさにひれ伏すことから始まった2015年。10代のJr.からおじさんまで幅広く手を出し、まさに「数打ちゃ当たる」を体現したような現場数だ。興味本位でチケット代を足してみたらゾッとする数字になり、計算したことを後悔した。世の中には知らなくていいこともある、年の終わりにそんなことを痛感した。
2016年がどんな1年になるのか、今から楽しみでしょうがない!就活なんかに負けへんでBaby!!